6月に行った行事の報告です♪放課後等デイサービスは「水分補給の大切さ」、児童発達支援は「口腔衛生」をテーマに行事をしました。
小学生~高校生対象に行った「水分補給の大切さ」ではパワーポイントを使った活動と、絵カードを使った活動の2種類を行いました。
パワーポイントを使った活動では
①「あつまれ どうぶつの森」のキャラクター、パニーさんが熱中症になったニュース動画を視聴し、熱中症について知っていること知らないことを児童たちと話し合いました。「救急車がきたことある」「保健室で休んだことある」など学校での出来事や自分の経験に結び付けて話してくれました。
②熱中症のレベルごとの症状をクイズ形式で出題!症状ごとにレベル分けし、イラストのみで症状を推測してもらいました。
③そらとぶしっぽで児童たちがよくする遊びや、よく聞く言葉を例に出しながら注意するべきことを確認。「○○さんこれ言うよね」「私顔赤くなってる」など、他児童の言動をよく見ているし、自分のこともしっかり理解しているんだなぁと気づく職員。その上でどんな対策ができるかも次のスライドで考えました。
④ここでは自分たちができる熱中症対策を考えました。「そらとぶしっぽにはクーラーどこにある?何個ある?」「扇風機はどこ?」「涼しい場所はどこ?」と場所を確認しながらお話しました。
この活動直後にこんな出来事が。鬼ごっこが終わった後に水分補給の声をかける職員。ある児童が「まだ大丈夫」と答えた瞬間「あっ」という表情をして、荷物置きに向かい水筒を取り出して飲んでいました。今年の夏は特に暑くなる予想が出ています。職員児童ともに十分に気を付けて活動していきたいと思います。
絵カードを使った活動では、外に行く前に「太陽と汗をかいた子ども」→「水筒」のイラストを順番に提示し、「暑い」→「水分補給」、「暑い」→「クーラー」などの行動の繋がりが理解できるように絵カードを使用しました。「暑い」という概念を伝えるのにイラストのみでは伝わりずらい児童もいると考え、実際の状況と照らし合わせながら活動を行っています。「太陽と汗をかいた子ども」のイラストを見せると、じっくりと見つめて何か考えているような児童の表情が印象的でした。
続いては未就学児を対象に行った「口腔衛生」についての活動のご紹介♪
口腔衛生の活動ではティッシュ箱と紙粘土で作った歯みがきカバさんを使いました。活動は2週に分けて行い、1週目は「自分の歯は何本あるのか鏡で確認してもらう」→「カバさんに同じ本数の歯をつけていく」活動をしました。自分たちで歯をつけることで、カバさんに愛着を持ってもらうのも狙いのひとつでした。「来週まで歯みがき頑張るねー」とカバさんたちが児童に伝えてこの週はおしまい。
2週目は前回自分たちでつけたカバさんの歯に、食べ残しがいっぱいついている状態でカバさん登場。
「なんか歯がむずむずするなぁ」「歯みがき頑張ったんだけどどうかな?」とカバさん。汚れに気づいた児童たちは「なんかついてる」「にんじんかな?」「わかめじゃない?」と磨き残しを指摘していました。
歯みがきの仕方を伝えるために「はみがきれっしゃ」の絵本を読み聞かせをしました。「前歯」「奥歯」「上の歯」「下の歯」の場所を確認しながら「しゅっしゅっ」と歯を磨くはみがきれっしゃ。
早くカバさんたちの汚れを落としたくてうずうずしている児童たちに、折り紙で作った歯ブラシを渡してカバさんの歯みがきをしてあげました。
この日のランチ後の歯みがきは、カバさんにしてあげた歯みがきを思い出しながら行いました。カバさんたちの歯を綺麗にできた歯みがき方法を今度は自分の歯で実践♪「カバさんの歯を綺麗にできたんだから、自分たちの歯だってできるぞ」のような意気込みを感じました。
この活動を通して、まずは児童たちが少しでも歯みがきを楽しく行えるようになれば良いなと願う職員でした♪
※見学、利用に関するお問い合わせは随時お受けしています。お気軽にお電話ください。
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